春の避難訓練を行いました
こんにちは!
ラボリ川越の谷田です!
早速ですが、前回の避難訓時に指導(消防職員から)のあった、
「おかしもち」を意識した避難訓練をラボリ川越で行いました!
これは、災害時に、
お…押さない
か…駆けない
し…喋らない
も…戻らない
という行動を指示するためのもので、これらの頭文字を合わせて名付けられていますが、
あれ、「ち」が足りない、おかしもちになってないと思った方もいると思います。
ここで、おかしもちの歴史を振り返りつつも、実際の避難訓練の感想に繋げていけたらと思います。
前回、消防職員による防災講話から導き出されたポイントは、「おかし」と言われる覚え方がある。
具体的には、おは「押さない」、かは「駆けない」、しは「喋らない」を意味し、これに加えて、避難した場所に戻らないことも重要であるとされ、「戻らない」も加わったとのこと。
昔は「おかし」→「おかしも」になった経過があるとのことでした。
では、最近出てきた「おはしもち」という言葉は、さらに「近寄らない」という意味を加えたもので、周囲の危険物から距離を置くことが強調されています。
とはいえ、訓練後の振り返りで、こうした合言葉も「場合によっては守るべきでない」との見解が各職員から聞かれ、特に避難時の危険を避けるためには柔軟な対応が必要との指摘もありました。
例えば火災の際には走って逃げることが求められることがあります。
また、地震後の停電時には重要な情報を声に出さなければならない場面も多々あります。
このように、現実の災害時には「おかしもち」のルールに従わない方が良い状況も存在していました。
ただし、集団で避難する際には「押さない・駆けない・喋らない・戻らない・近づかない」の言葉を知っておくことも重要で、特に多くの利用者がいるラボリ川越ではこれがパニックの回避に繋がる事も実感しました。
今後の課題としてはバランス調整が必要となります。
最終的には、災害時の避難については「おかしもち」がルールとして存在しつつ、状況に応じた適切な避難方法を併せて学んでいく事が求められます。特に、利用者が自分の力で身を守るための学びが重要であり、日常から災害についてしっかりと伝えていくことが求められます。